二等無人航空機操縦者技能証明を取得-2

諸君、Nero大佐だ。

さて、スクールを決めて申し込み、「技能証明申請者番号」を取得できたら、受講を待つだけ・・と思ったら大間違い。引き続き学科試験の準備を進めておく。

学科試験までに「日本海技協会(Class NK)」への登録と「プロメトリック」への登録が必要になる。

日本海技協会はどう考えてもお役所的な外郭団体としか思えないが、必須なので仕方がない。このサイトで簡単に言うと「受験管理」をしてくれる場所と思えば良い。実技検定試験合格証や学科試験合格証、座学講習修了証などの証明証をアップロードして全ての基準をクリアしていれば技能証明申請に必要な「合格証」をくれる。それが無いとDIPSで申請出来ない仕組みだ。

「プロメトリック」は学科試験が「CBT(コンピュータ・ベース・テスト」で行われるのでそれを担っている民間企業だ。なので、学科試験はプロメトリックにユーザー登録して会場、試験日を探して自分で申し込む事になる。大都市圏なら会場も多く、受験しやすいが地方だと会場も県庁所在地で1ヶ所しかないなどとなると不便な人もいるだろう。

私は当初、土日開催で探していたのだが付きに1度しか予定表に無かったのだが、空き状況を見ようと日付をクリックしていたらスクール講習の翌週末に受け付け可能日があり、半信半疑ながら申し込みしたら受付完了になった。なのでPDFで手に入る予定表を過信せず、サイトで行きたい日に予定が組まれている可能性もあるのでこまめにチェックすると良いだろう。二等の学科試験は8800円でプロメトリックにカード決済で完了する。

次に学科試験対策だが、各スクールでテキストを購入することもあるかもしれないが、学科に関しては10時間分のオンラインスクールが殆どだろう。(補講的にスクールで座学が数時間あるかもしれない。)その学科だが、国交省から無料でダウンロード出来るのでそれを印刷した方が安上がりだ。

国交省のサイトに「無人航空機の飛行の安全に関する教則」というのがある。これの最新版をダウンロードしてよく読めば問題無い。

とは言え、私は過去の仕事歴から内容の殆どは知っている知識だったが、飛行機もヘリコプターもしらない人には難しいかもしれない。また航空気象に関する事もあるのだがこれは学科試験が一等と二等の区別しかなく、資格的には「マルチコプター」「ヘリコプター(回転翼航空機)」「飛行機」と今後の技能証明に合わせている為であり、3種類の種別があっても試験は等級だけなのでこんな事になる。

これも将来的には分割されるかもしれないが、現状は1度合格していればあとは実技だけの問題となる

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